超越瞑想に関する新聞や雑誌の記事


ポール・マッカートニーとリンゴ・スターが共演

『ロイター通信』2009年4月4日

 ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターが4月4日、「超越瞑想」普及の資金集めを目的としたコンサートで共演した。

 2人が共演するのは、2002年11月にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたジョージ・ハリスンの追悼コンサート以来となる。

 デビッド・リンチ財団のために、ラジオシティ・ミュージックホールで開催された同コンサートには、シェリル・クロウやロックバンド「パール・ジャム」のエディ・べダー、ベン・ハーパーらも出演。マッカートニーが「レット・イット・ビー」や「レディ・マドンナ」など往年のビートルズの名曲を歌うと、会場は故ジョン・レノンと故ジョージ・ハリソンへのノスタルジーに包まれた。

 コンサートのハイライトでは、マッカートニーがスターを「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の曲の中に登場する架空の歌手「ビリー・シアーズ」として紹介し、スターが登場。2人は、マッカートニーがインドで書いた楽曲など数曲を演奏した。

 同コンサートは、100万人の子どもたちが瞑想を学ぶための資金集めのために開催された。ビートルズは、1967年にインドのマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーからストレスを克服できるようになるという超越瞑想を学び、多くの人に広めている。



元ビートルズのメンバーがチャリティーに出演

『BBCニュース』2009年3月4日

 ポール・マッカートニーとリンゴ・スターが、来月ニューヨークで行われるチャリティー・コンサートに出演する。

 4月4日に「ラジオシティ・ミュージック・ホール」で行われるコンサートでは、ポール・マッカートニーが主役をつとめ、リンゴ・スターが特別ゲストとして名を連ねている。

 デヴィッド・リンチ財団は当初、二人が共演すると発表したが、ポール・マッカートニーのスポークスマンは、「共演するかどうかはまだ分からない」と語り、リンゴ・スターのスポークスマンは、「彼は自分の曲を2〜3曲歌うだけだ」と語っている。

 映画監督であるデヴィッド・リンチによって設立されたデヴィッド・リンチ財団は、超越瞑想の学校への導入を支援している。

 そのコンサートに関する声明のなかでポール・マッカートニーは、「僕は四〇年間、超越瞑想を続けてきた。狂乱のただ中にあって、瞑想のおかげで落ち着いた時間をもつことができたんだ」と語っている。

 このコンサートの目的は、100万人の子供達に瞑想を教える基金を集めることにある。「あまり静かとはいえない今日の世界で、子供達が瞑想によって心の静けさを得てくれたらと思う」とポール・マッカートニーは語っている。リンゴ・スターは「このコンサートに参加することは僕にとって大きな喜びだ。このチャリティー・コンサートの目的は本当に素晴らしいと思う」と語っていた。

 元ビートルズのメンバーが最後に共演したのは、2002年に行われたジョージ・ハリスンに捧げる記念コンサート。また、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンの三人は、1994年に、彼らの名曲集をレコーディングするためにプライベートで一緒に演奏を行っていた。

 4月のニューヨークのコンサートには、他にもシャリル・クロー、ドノヴァン、エディ・ヴェダー、ベン・ハーパー、モービー等のミュージシャンが参加する予定。



瞑想がADHDを救う

『ニュースマックス』2009年1月23日

 超越瞑想を行うことで、注意欠陥多動性障害(ADHD)の子供達の症状が改善されることが研究によって明らかになりました。

 ある予備的研究は、超越瞑想(TM)がADHDの子供達の不安感を静め、行動を改善し、考える能力や集中力を高めることを示しています。

 超越瞑想は最も簡単な瞑想法の一つであると言われます。実践者は10分から15分の間、楽に座って目を閉じて、静かにマントラ(音、言葉)を繰り返します。それによって、心と体が落ち着いていきます。ある研究者は、超越瞑想は神経系に影響を与え、体の機能を変化させると述べています。例えば、瞑想中には呼吸が減り、血管が拡張し、ストレスホルモンが減少することがわかっています。

 ADHDの子供達は超越瞑想を学ぶことで効果を得ているという研究結果が、教育に関するオンラインジャーナル最新号で報告されました。

「その効果は予想をはるかに上回るものでした」と研究主任であるサリナ・グロスワード博士(認知学習の専門家)は報告書のなかで述べています。

超越瞑想を学んだADHDの子供達は、注意力、記憶力、行動面でも改善が見られたということです。

 その研究は、言葉に関連した学習障害の学校に通う10人の子供達(11才から14才)を対象に行われました。それらの子供達はADHDと診断され、そのほとんどが薬物療法を受けているにも関わらず、学校や家庭で問題を抱えていました。

 生徒たちはTM瞑想を学んだ後、学校で1日2回10分づつ瞑想を行っています。そして三ヶ月後、生徒たちはストレスと不安感が少なくなったと報告しました。また教師と両親を対象としたアンケート調査の結果も、子供達のADHDの症状が改善されたことを示しています。

 教師達は、子供達のストレスと不安感が減ったので、子供達にもっと教えることができるようになり、子供たちはもっと学べるようになったと報告しています。

 今後、より大規模な研究を行い、超越瞑想をこれまでの治療法に追加する形で、あるいはそれ自体で、ADHDの治療法として使用できるかどうかを調べる必要があるとグロスワード博士は報告書に記しています。

 超越瞑想は何かに集中したり、心をコントロールする必要がないので、ADHDの子供達でも実践することができます。ADHDの子供達が超越瞑想を行うことができるという事実、簡単に実践できるという事実が、超越瞑想が特にADHDの子供達に適した手法であることを示しているとグロスワード博士は述べています。



超越瞑想は心を明晰にする

『NEAトゥデイ』2006年5月号

 超越瞑想と聞いて、まず思い浮かぶのはビートルズですか? 超越瞑想は心を明晰にし、学生の健康状態と学業成績を高めるという理論に基づいて、あるハリウッドの大物が超越瞑想を学校に導入するための財団を設立し、数十万ドルを投資しています。リンチ財団(『ツイン・ピークス』の監督であるデビッド・リンチ氏が設立)は、6つの公立学校のそれぞれに、超越瞑想プログラムを導入するための資金2万5000ドルを供与しました。生徒と教師は毎日約10分間静かに座ります。そうすると、NCLB法も、いじめも、大学入試も、消えてなくなっていきます。

 最近の2つの研究結果によれば、超越瞑想を始めた生徒たちはすぐにその効果があらわれ始めます。ミシガン大学で行われた研究では、6年生の生徒たちが瞑想を行った後、自己評価が高まり、感情をうまくコントロールできるようになったことがわかりました。ジョージア大学医学部で行われたもう一つの研究では、瞑想を実践している高校生は血圧がより低いことがわかりました。少なくとも、瞑想をしている間は、何も…考えなくなります。


TMを活用する1

『オレンジ・カウンティ・レジスター』2005年8月10日

 

映画監督のデヴィッド・リンチ氏は、非現実的で、抽象的で、しばしば美しいと同時に心をかき乱す、夢の中のような展開を見せる映画を制作しています。

『イレイサー・ヘッド』、『ブルー・ベルベット』から『ツイン・ピークス』、『ムルホランド・ドライブ』に至るまでの作品がもつミステリアスな特色を味わった鑑賞者は、リンチ氏は彼の潜在意識の中に入り込んで、そこで見つけたものをアートとして表現する何らかの方法を見つけたのではないだろうか、と不思議に思うことがあります。ある意味では、そのとおりであると、彼は言っています。

 リンチ氏は、30年以上にわたって超越瞑想、略してTMを実践しています。彼は、自分の幸福が増していること、健康が良好であることはTMのおかげであり、そしてとても重要なことですが、彼の芸術、彼の創造性についてもそうであると考えています。

 リンチ氏は、TMが彼自身にも彼が知る他の人々にも役に立ってきたと強く確信しているので、希望する学校と学生にこのプログラムを提供することを目的に、「意識に基づく教育と世界平和のためのデヴィッド・リンチ財団」という、大きな志を名称とした団体を発足しました。

「証拠はプディングの中にあります」と、彼は新しい映画プロジェクト『インランド・エンパイア』の仕事の手を休めて語りました。「意識に基づく教育を経験した生徒たちを見たとき、あなたはこんなふうに言うでしょう。「ああ、自分の見ていることが信じられない!」と。

「この人々は自己充足しています。彼らは強さを持っています。彼らは明晰さを持っています。彼らは内側の幸福を持っています」
「彼らは、いわば、この意識の輝きを放っているのです」

 超越瞑想は、50年前にマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが創始した瞑想プログラムです。瞑想する人は、1日2回20分ずつ、座って目を閉じ、心を安定させて、TM仲間では「安らぎに満ちた鋭敏さ」と呼ばれている深い静寂の状態に入っていきます。

 ベビーブーマーたちは、60年代にビートルズがマハリシを信奉していたことから、TMとマハリシのことを記憶しているかもしれません。しかし、TMを信奉する有名人は、俳優のクリント・イーストウッドやメアリー・タイラー・ムーアから、過激な発言で有名なディスクジョッキーのハワード・スターンに至るまで、他にもたくさんいます。

 それでもこの運動には常に批判がつきまといました。ある人々は、それにはヒンズー教に関係する宗教的な要素が含まれていると主張しています。1970年代のニュージャージーの訴訟では、それは本質的に宗教的であり、学校で教えることはできないという判決を下されました。

 しかし、その後もデトロイト、アトランタ、ワシントンD.C.の公立学校はTMを採用しており、現在では、それはヨーガと同じくらい宗教色のない精神的・身体的な技法であると広く考えられています。

 生徒たちも彼と同じように恩恵を受けると信じているリンチ氏にとって、問題は単純です。「世の中の人々は学校が窮地に陥っていることがわかっています」とリンチ氏は言います。「そして、ここにTMがあり、今すぐ利用することができます」「やってみてください。そして、何が起こるかを見てください」


TMを活用する2
『オレンジ・カウンティ・レジスター』

瞑想するのは自然なこと

 ダヴキャニオンに住む19歳のジーン・アン・カリヴァンさんは、ものごころついた頃から超越瞑想を実践しています。5歳のときに略式のやり方で始め、10歳になったときに伝統的なプログラムを学びました。

 サンタ・マルガリータ・カトリック・ハイスクールに通っている間、彼女は毎日2回瞑想しましたが、それが勉強と生活全般に役に立っていたと彼女は確信しています。

「それは私をとても明晰にしてくれました」と話す彼女の両脇には、TMを長年実践している両親のブルースさんとアンナマリアさんのカリヴァン夫妻が座っています。

「私は疲れを感じるということがありません。それはTMのおかげで、良い成績をとるために努力するのではなくては、楽しんで勉強することができます。」

 昨年、カリフォルニア大学バークレー校に入学した彼女は、物理学と哲学を専攻する予定です。彼女のルームメートは「試験前になっても私がストレスでイライラしないことにいつも感心していました」とカリヴァンさんは言います。

 カリヴァン夫妻の息子たち、21歳のジョセフくんと16歳のピーターくんも瞑想しています。彼らは、落ち着いていて、聡明で、集中力があるという点で、デヴィッド・リンチ財団のポスターに登場するのにうってつけの人材です。

「人々がTMをしていないことが私には信じられません」と父親のブルース・カリヴァンさんが言います。彼はブロードコム社の技術部長であり、アイオワ州フェアフィールドのマハリシ経営大学の評議会の評議員も務めています。

「TMを学校に導入すれば、素晴らしいことになると思います」と母親のアンナマリア・カリヴァンさんが言います。「それはあらゆる面で、このうえなく素晴らしい希望を与えてくれます」

「瞑想するのはとても自然なことであり、他の子供たちも瞑想をすれば素晴らしい効果を得ると思います。」とジーン・アンさんは言います。

TMを活用する3
『オレンジ・カウンティ・レジスター』

TMしている生徒はストレスが少ない

 デトロイトのナタキ・タリバー・スクールハウスでは、約120人の生徒が6年間毎日2回のTMを実践してきました。

 この公立チャーター・スクールの創立者であり校長であるカルメン・ヌナンビさんは、ダイムラー・クライスラー財団からの助成金を資金の一部としてこのプログラムを導入して以来、同校の120人の生徒は、体育館で毎日2回、10分間の瞑想を大切に行っています。

「アメリカの文化の中では、静寂というものに十分な価値がおかれていません」とヌナンビさんは言います。「アメリカの社会は多忙ですから、将来の世代は休息の方法を知る必要があります。『もうそのくらいにしておきましょう。私は少しの間、自分自身を休ませる必要がありますから』と言ってね」

 同校で行われているプログラムは、ミシガン医科大学の研究者による研究対象となり、その予備結果では、同校で瞑想している生徒は幸福感がより大きく、ストレスがより少ないと報告されました。

『あなたたちはどうしてTMが好きなの?』とカルメン・ヌナンビさんが聞くと、生徒たちは『イライラすることがなくなったから』とか、『学校の勉強がずっとよくできるようになったから』と答えるのです」

TMを活用する4
『オレンジ・カウンティ・レジスター』

意識の深みでアイデアを釣り上げる

 リンチ氏が超越瞑想をするようになったのは、1973年に、妹から超越瞑想を始めて幸せになったという話を聞いてからでした。

「最初に起こったのは、怒りっぽかった私の怒りが2週間経たないうちに消えてしまったということです」と彼は言います。「私は幸せが大きくなるのを感じるようになり、前よりも楽しんで物事に取り組むようになりました」

「TMをすると心が内側に向けられていきます。幸福が最大になる領域、純粋な至福の領域に到達するまで内へ内へと進んでいくのです」

「その体験は、私たちが必要としているものです」と彼は言います。「『そんなことは馬鹿げている』と人々は言うかもしれませんが、本当にそのような体験が起こるのです。至福、統一、幸福、愛の大海がそこにあります。あなたがそれを体験するためにです」

 映画監督であるリンチ氏は、TMが彼の創造性を開発するのに役立ったと語ります。「いつも言っていることなのですが、アイデアを考えることは魚釣りに似ています」とリンチ氏は言います。あなたはアイデアを釣りに行きます。あなたの願いを餌にします。願いは針に付けた餌のようなものです。そして、あなたはアイデアを釣り上げます。

「小さな魚は水面の近くを泳いでいますが、大きな魚になるほど深いところを泳いでいます。そして、あなたが瞑想しているとき、大きな魚を釣り上げます。
「私はよいアイデアを思いつくとき、いつも幸運を感じています」

 財団の設立は素晴らしいアイデアであるとリンチ氏は確信しています。財団は、TMを学校に提供することだけではなく、平和のために瞑想するグループを結成することも願っています。グループによる瞑想が犯罪や戦争の減少に役立つと信じているからです。

 全国的なTM団体の広報を担当するスティーブン・イェリン氏によれば、40の学校がTMを提供するための資金供与を待っています。財団への寄付金が集まってくれば、それらの学校は一人当たり2,500ドルの実習費用を受けることになっています。

「目標は基本的には資金を集めることです。私は70億ドルを集めたいと思っています」とリンチ氏は語ります。「その利子で、子供や希望者にTMを提供していくことができます」
「私は、ビル・ゲイツとの1回の交渉でそれができると思います。彼は教育にとても関心を持っている人です」とリンチ氏は言います。「私はこの件についてぜひとも彼と話をしたいと思っています」

 しかし、リンチ氏は、草の根の支援者からも資金を集めたいと思っています。たとえば、彼の最新の映画にエキストラ出演した女性は、その日の出演料50ドルを寄付してくれました。また、彼の行きつけの理容師は、最近、彼が支払った散髪料をこの運動への寄付金として返してくれました。

「生徒の全潜在力を引き出す教育はきっと実現できます。そして、平和を創造するグループを設立して、地上に平和をもたらすことも可能です。それはきっと実現できます」とリンチ氏は語ります。

詳細情報:デイビッド・リンチ財団の詳細情報については、http://www.davidlynchfoundation.org/をご参照ください。


瞑想は集中力を高め、成績を上げる

『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』
2005年2月15日

 新しい研究は、米国の学校で超越瞑想を教えるべきであるという主張を後押ししているようです。その研究の結果によると、超越瞑想は生徒の集中力を高める手段となり、身体的・精神的な健康を促進する方法となります。

 瞑想している人たちによれば、毎日瞑想している生徒は、落ち着きがあり、気が散りにくく、ストレスが少なく、暴力的な行動をとる傾向が少ないということです。

『アメリカン・ジャーナル・オブ・ハイパーテンション』4月号に掲載された、ジョージア州オーガスタのジョージア医科大学での研究によりますと、超越瞑想によってアフリカ系米国人の若者たちの高血圧が緩和したことがわかりました。この研究では、ジョージア州オーガスタの都市のスラム街に住む、高血圧の黒人の若者156人を追跡調査しました。15分間の超越瞑想を1日に2回実践した若者は、瞑想を行わずに健康教育のクラスを受講した若者たちと比較して、4か月の間に日中の血圧が順調に下がっていきました。

 この瞑想は50年前にマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが創始したもので、1日に約20分間、あるマントラを心の中で繰り返します。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学研究者ロバート・キース・ワレス博士が、超越瞑想の生理的効果に関する研究を発表した後、この瞑想は学校にも導入されるようになりました。

 それ以来、ハーバード大学、スタンフォード大学、UCLAなどで行われた研究は、超越瞑想はストレスを和らげ、身体・精神の両面で健康や行動を改善するという結果が示されました。

 これらの研究に支持されて、全米の教育者、父兄、医師のグループが、生徒の間で増大する不安や暴力や抑鬱への有効な対策として超越瞑想に目を向けるようになりました。昨年、「ストレスフリー・スクール・コミッティー」がニューヨーク、ワシントン、ロサンザルス、シカゴ、その他の都市で設立されました。これらのコミッティーは、超越瞑想が生徒と教師にもたらす効果についての情報を提供する役割を果たしています。

「超越瞑想は、深遠な生理学的効果をもたらす簡単な精神的技法です」とギャリー・カプラン博士は語ります。カプラン博士は、神経学者であり、ニューヨーク大学医学部の臨床準教授、ニューヨークの「ストレスフリー・スクール・コミッティー」の委員長を務めています。「超越瞑想は安らぎに満ちた鋭敏さという状態を生みだします。その結果、身体面では深い休息と若返りがもたらされ、精神面では創造性、明晰さ、知性が向上します」。

 しかし、学校に超越瞑想を導入しようとする初期の取り組みには賛否両論がありました。反対派は超越瞑想は宗教的な実践方法であると批判し、1970年代半ばに批判者のグループがニュージャージーのいくつかの高校を相手に訴訟を起こして、それらの学校に超越瞑想の採用を取り消させました。当時、ニュージャージーの裁判所は、超越瞑想には宗教的な色彩があり、したがって公立学校でそれを教えることはできないという判決を下したのです。

「教育に携わる人々にとってそれが難題となっています。超越瞑想はインドのヴェーダの精神的伝統に根ざしていますが、宗教的な実践方法ではありません」とカプラン博士は言います。

 ワシントン近郊の犯罪の多い地域にあるフレッチャー・ジョンソン・スクールという小・中学校では、瞑想によって生徒の成績が上がり、ケンカが少なくなったと報告されています。10年前に超越瞑想を導入したジョージ・ラザフォード校長は、「私たちはすぐに効果を目の当たりにしました」と語ります。

 彼はこう続けます。「学校周辺では多くの暴力犯罪がありました。しかし、わが校で超越瞑想の実習を始めた後、生徒たちは穏やかになりました。ケンカが少なくなり、出席率が上がりました。生徒たちの共通テストの成績が上がりました。超越瞑想は生徒たちのストレスを取り除くのに役立ちました」

 現在はワシントンの「理想のアカデミー」の校長を務めるラザフォード氏は、教師の燃え尽き症候群に対抗するため教師に超越瞑想を指導しています。

 デトロイトのナタキ・タリバー・スクールハウスという小・中学校では、生徒と教師が過去7年間、超越瞑想を1日2回実践してきました。同校の共同創立者であり校長であるカルメン・ヌマンディさんは、「今日の世界が抱える巨大なストレスを考えると、子供たちも、大人たちと同様に、休息をとって緊張を和らげる方法を学ぶ必要があります」と語ります。

 ミシガン大学の補完・代替医療センターの教育担当責任者であるリタ・ベン氏が指揮を執った最近の研究では、ナタキ・タリバー・スクールハウスの瞑想している生徒は、デトロイトの他の学校の瞑想していない生徒と比較すると、幸福感が大きく、ストレスを上手に処理でき、自己評価が高く、仲間と良好な関係を築いていることがわかりました。

 メリーランド州シルバースプリングにある学習障害児の私立学校であるチェルシー・スクールで2004年4月に行われた研究によれば、超越瞑想は、子供たちの情緒的・社会的発達を改善するだけでなく、注意欠陥多動障害などの脳障害の治療にも効果があることがわかりました。

「私たちは、生徒たちが超越瞑想を学ぶ前と学ぶ後を比較しました」と、この研究の責任者であったサリナ・グロスワルドさんは語ります。彼女は、ヴァージニア州アレクサンドリアの医学教育コンサルティング会社、SJグロスワルド&アソシエーツの社長です。「3か月の間、10分間の超越瞑想を毎日回実践した子供たちは、落ち着きが増し、注意散漫になることが減り、ストレスが少なくなり、怒りや欲求不満をより上手にコントロールできるようになったことが確認されました」。


ADHDの新しい治療法

『KFOR-NBC-TV、OKC』2004年6月7日

 アメリカには、ADHD(注意欠陥多動障害)の子供達が200万人以上いるといわれています。さまざまな治療法がありますが、最近、瞑想がADHDの治療法の一環として採用されています。現在、ワシントン地区のある学校で代替治療の研究が行われており、生徒たちは瞑想には効果があると語っています。

「楽な姿勢で座って、マントラを始めましょう」と、プロジェクト責任者のサリナ・グロスワルド博士が指示を出します。

 シルバースプリングのチェルシー・スクールで、ADHDの10人の生徒が超越瞑想を試しています。同校は、子供たちが障害によるストレスを克服するのに超越瞑想が役に立つかどうかを調査する3か月間の研究の対象になっています。

「TMは心を落ち着かせる精神的な技法です。心が落ち着くと、身体が落ち着きます」とグロスワルド博士は説明します。

 落ち着きのなさは、ADHDの子供の抱える問題の一つであり、多くの場合、彼らは何かに集中したり注意を向けることに困難さを感じています。

 さらにグロスワルド博士は、「このような子供たちは行動の上で問題が生じたときに、フラストレーションを起こしますが、それはわざとそうしているのではなく、彼らは自分自身をコントロールすることができないのです」と説明します。

 チェルシー・スクールでは、試験的なプログラムに参加した生徒たちが1日2回集まって瞑想をしていますが、彼らは瞑想が役に立っていると述べています。

「瞑想していると、宿題をするのも楽だし、あまり友だちとけんかしなくなりました」と、生徒のタイラー・デヴィッドくんは言います。

 生徒のスコット・シュワルツマンくんも、「瞑想していると、勉強しているときにストレスがたまらないし、先生に怒られることも少なくなりました。普通の生徒と同じような行動がとれるんです」と言いました。

 チェルシー・アカデミーの校長は、瞑想プログラムは学校全体に良い影響を与えると語っています。

 アカデミー校長のリンダ・ハンディ博士は、「私は瞑想が当校の生徒全員に素晴らしい影響を与えるだろうと予想しています。生徒全員に瞑想させることができたらと思うとワクワクしてきます」


瞑想すると成績が上がる

『CBS 2 シカゴ』2004年3月10日

 数学の成績を上げるための対策は瞑想と同じくらいに簡単だ、と聞いたらどう思いますか? 新しい研究の結果によると、超越瞑想を実践している子供は、成績が上がることがわかっています。

 全国で、そしてここシカゴでも、父兄と教育者によって、超越瞑想を公立学校に導入しようという動きが進められています。ニューヨークの教育会議で今日発表された新しい研究の結果は彼らの努力を後押ししています。子供たちは無限のエネルギーを蓄えているので、彼らが毎日20分間、じっと座ってまったく何もしないという光景は想像しにくいかもしれません。

「僕は何も感じることができなくなり、感覚がなくなります。自分が座っているソファさえ感じられなくなり、そして終わったときには、うたた寝から目覚めたような感じがします」と、13歳のチャーリー・マギドヴィッチ君が説明します。チャーリーと彼の家族は4年前に瞑想を始めました。彼らはハイランドパークの自宅で毎日朝と午後に瞑想しています。

「瞑想をするとリラックスして、ストレスが少なくなります。ほとんどすべての人の生活にはたくさんのストレスがあり、もちろん私たちの生活にもあります」とラビ・ヨハンソン・マギドヴィッチさんは言いました。すべての学校で瞑想が実践されることを望む父兄や教師たちの活動が広がり、それがマギドビッチ家に表れています。

 アイオワの私立学校とミシガンの公立チャータースクールを含めて、全国で3つの学校で生徒たちに超越瞑想が指導されています。デトロイトのナタキ・タリバー・スクールの生徒は、瞑想が生徒の日常生活に実際に効果をもたらすかどうかを調査するミシガン大学の研究の対象となっています。

「私たちの研究では、3か月以上TMを実践している子供は、自己評価が向上し、より高度な情動を示し、態度が積極的になり、自己についての否定的な感情が減少し、問題や状況に対してより柔軟な考え方ができることがわかっています」とミシガン大学の研究者、リタ・ベン博士(Ph.D.)は語りました。

 チャーリーや彼の妹のエヴァンのように、瞑想している生徒は、宿題などによるストレスをあまり受けなくなっており、集中力も上がっています。
「私は前よりもずっとうまく、ずっと簡単に集中できるようになりました」とエヴァンは言いました。そして彼らの成績は上がっています。
「僕は頭が良くなり、成績が上がり、勉強に集中力できるようになりました。それに、適切な判断もできるようになりました」とチャーリーは言います。

 今月の医学雑誌に掲載された別の研究では、超越瞑想には血圧に対して有益な影響があるという結果も示されています。


学習能力の向上:マハリシの私立学校

『ニューヨーカー・トーク・オブ・ザ・タウン』
2004年3月22日

 ベン・ポラックは、アイオワ州フェアフィールドの高校2年生であり、並はずれて落ち着いています。彼は、広告関係の職業に就くことを考えており、その理由をこう語ります。「僕は、自分が感じていることや、自分が良いと信じているものについて、人々に話すことが好きなのです」。

 広告関係者と誠実さとの一般的な関係について、そのような誤解をしているからといって、ニューヨーク市の有名な広告関係者と若いポラックとの距離が離れてしまうことはないでしょう。しかし、その考えは、彼が先週、飛行機に乗ってニューヨークの都会にやってきて、学校に超越瞑想を導入することを提唱する記者会見に出席したときには、たいへん役に立ちました。

 ポラックは10歳のときから超越瞑想を実践しています。彼をはじめとする数人の若い瞑想者が、デモンストレーションに参加して、「安らぎに満ちた鋭敏さ」と表現される状態がニューヨークの十代の若者たちにどれほど素晴らしい健康と救いをもたらすかを示しました。ニューヨークの父兄たちが論評したように、ニューヨーク市の十代の若者たちの間では、安らぎのない無気力の状態がますます広がっているためです。

 この記者会見では、さまざま教育者や科学者によってTM瞑想の効果に関する解説が行われました。ロングアイランドにあるノースショア大学病院の臨床神経生理学部長ギャリー・カプラン博士が、「脳の両半球間および前頭部と後頭部との間に見られる活動の同調」について話す一方で、アイオワ州フェアフィールドの科学・技術・公共政策研究所の上級研究員ジェーン・ローマン・ピット博士が、門外漢がより簡単に理解できるようにTM瞑想の効果について説明しました。「教室に入ったときに、静寂の状態にある百人の中学生を目にするのは素晴らしいことです。その深くて純粋な静寂は、耳で聞くのと同じくらいによく感じることができます」と彼女は言いました。

 ですが、その朝のハイライトは、ポラックと彼の6人の仲間たちによるデモンストレーションでした。彼らは、指示されると、椅子に座って膝の上で手を組み、目を閉じて数分間の瞑想を行いました。彼らは皆、すぐに安らぎに満ちた鋭敏さの状態に達したように見えました。(ただし、眼鏡の内側に入れた指でしきりに目を擦っていた一人の小さい少年は例外だったようです。)瞑想する少年たちを取り囲み、彼らの顔を明るい光で照らして、シーンのBロールの躍動感不足を補おうとしている3人のTVカメラマンの方に、その少年は細めた目ですばやく視線を投げていました。

 その後、この生徒たちは、驚くべき変化を引き起こすTMの威力について語りました。彼らの証言によれば、TMはストレスだけでなく、思春期特有のトラウマをも癒すということです。リヴァ・ウィニンガムは、アイオワ州フェアフィールドにある「悟りの時代のマハリシスクール」の高校二年生です。彼は、瞑想を始めた後、成績評価点の平均が大幅に上がったという話をしました。16歳のリーラ・オーマンスキーさんは、ロング・アイランドのローレンス・ウッドメア・アカデミーの生徒ですが、TMをすれば「あなたはより寛大になり、フレンドリーになります。つまり人を惹きつけるようになるのです」と話しました。長い黒髪、申しぶんのない肌、輝く瞳を持った彼女が人々を惹きつけるのは、超越的に可愛いらしいだけでなく、不思議なほど冷静であるという事実にも関係あるかもしれません。彼女は、これから大学の入試を受けるというより、「トゥデイ」のような番組の仕事に応募しようとしているかのようです。

 マハリシ・スクールの生徒であり、金のメズーザを首に着けて、幸福そうに顔を輝かせるベン・ポラックも、同じように、瞑想には、ティーンエイジャーがよく抱えている不愉快な状況を改善する効果があると証言しました。TMをすると排他的な小集団を作らなくなると言うことです。「僕は以前は友だちが少なかったのですが、この学校では全員が全員の友だちなのです」と彼は言いました。そして、宿題で疲れ果てることもなくなるそうです。生徒のストレスを減らす一つの方法は、宿題の量を減らすことだという提案に対して、ポラックはこう言いいました。「超越瞑想をすると、僕の思考はより明晰になります。ですから、今では僕は、どれだけ宿題が出てもこなすことができます。必要であれば、僕は5時間勉強することができます」。ポラックは、TMでニキビを取り除くことはできないのは認めましたが、高血圧を下げるといった生理学的な効果があることはわかっていると指摘しました。

 そしてポラックは、将来広告関係の仕事をするのに相応しく、メッセージを発する能力があることを示しました。先ほどのデモンストレーション中、テレビカメラのライトは彼が瞑想中に超越を達成する妨げになりましたか?という質問に、 それどころか「僕は自分の周りにカメラがいることさえ感じませんでした」と彼は言いました。「実際、外側の光よりも、内側の光のようなものをより多く感じていたのです」

 

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